「スクエアステップ」を通じて健康と地域づくり

 

6月30日(土)、第4回廿日市「認知症カフェ」を開催しました。

今回は、講師に合同会社FLAPの健康運動指導士・中山翔太先生をお招きし、

『認知症予防の新しい運動療法』と題して、スクエアステップを行いました。

 

スクエアステップとは

  スクエアステップ(square- step)は、認知機能予防・高齢者の転倒予防・介護予防 を目的とした運動(エクササイズ)です。スポーツ医学や健康体力学・老年体力学を専門とする国立大学法人の教員が連携して開発した、新しいエクササイズです。スクエアステップを適切に 長期間継続することで、身体機能や認知機能に良好な効果が得られることが確認されています。

 

 スクエアステップには、簡単なものから難易度の高いものまで数多くのパターンがあります。「うまくできた」「どうにかで きた」「まだステップパターンを覚えていない」など、自分がどのようなレベルにいるかが明確に分かります。
 また、難しいパターンを提供されることで、挑戦意欲が沸いてきます。これをおもしろいと感じ、多くの人に楽しんでもらえるような工夫がされています。

今回の認知症カフェは 「認知症予防」

 運動習慣を意識し実践することは、健康寿命をのばすために欠かせません。最初は簡単なストレッチからはじまり、体をほぐしてから専用マットを使用したスクエアステップを行いました。

 

 スクエアステップは、具体的には「頭では運動とは関係のない事柄やモノを考え言葉に出しながら、ステップを踏む」というエクササイズです。 そのため、一見簡単そうに見えますがなかなか難しく「あれ?言葉が出てこない。」「あ!ステップ間違えた!」と参加者様も悪戦苦闘されていましたが、中山先生の軽快な話術で、参加された皆様も楽しく運動ができご満足いただきました。