親族の介護がきっかけで介護業界に。

義母がパーキンソン病になって、少しでも役に立ちたいという思いから介護職員初任者研修を受けたことが、介護業界に興味を持ったきっかけですね。

 

初任者研修を受けてみてどうでしたか?

最初は私にできるかどうか戸惑いました。今は慣れましたが、最初は排泄介助に抵抗がありました。前職が給食関係の仕事に携わっていて、とにかく綺麗!綺麗!綺麗!でやってきていたので、その時はギャップを感じていたんだと思います。

 

実際の研修はとても役に立ちました。やっぱり知識って大事だなぁって実感しました。

 

実際、家族の介助の際には研修は生かすことができた?

生かすことができましたね。例えば歩行。車椅子でなく押し車だったので、部屋から部屋へ移動するときの歩行や移乗とか。「ここ持ってね」とか。

デイサービス季楽との出会い

こういう古民家のデイサービスって見たことなかったんです。私、南区の方に住んでいたので、あちらの方ってあまりないんですよね。ビルの中にある大きなデイサービスしかなくて、古民家・民家型のデイサービスという施設に興味はありました。

 

実際の印象はどうでしたか?

すごく温かみのある印象でした。デイサービスのイメージって、みんなで童謡を歌を歌ってるイメージや、何か運動をしてるとか、ちょっと冷たい感じのイメージがあったのに、季楽は割とみんなと和気あいあいと世間話をなさっていて、普段と変わらない日常の生活をしているんだなと思いました。

 

入社してから自分の変化ってある?

利用者様をずっと毎日見ていたら、情が沸いてくるんです。すごく大切にしてあげないといけないなぁと。皆さん病院から退院して季楽に帰ってきたときに随分前とは様子が違うこともあります。そして、季楽で過ごしていたことも忘れてしまっている方もいます。さみしいことですかね。この日この日に会っているときが一番大切なのかなぁと思ってしまいます。

 

周りの支えがあるから、責任ある立場もやっていける。

入社してあまり時間も経たないうちに管理者に抜擢されたときはどういう気持ちだった?

びっくりしました。入社した時に一年くらいしてって言われていて、勉強させてもらいながらって思っていたら、時間もあまり経たないうちに抜擢されて驚きでした。

 

実際、管理者をやってきてこれまでどうでした?

駆け足で一年間が過ぎました。覚えることや、わからないことで必至なので、あっという間に一年が過ぎてしまいました。ただあの時(抜擢された時に)、山下さんが言ってくれた言葉「大丈夫。エリアマネージャーとか他の皆さんがしっかり支えてくれるから」というのがふっと腑に落ちて。なので、すごく甘えてます。

 

エリアマネージャーや他のスタッフには支えてもらっている?

もちろんです。スタッフとかみんなに助けてもらいながら、何とか頑張っています。

 

管理者という立場で不安も抱えながら進んできたんだよね?

そうですね。不安はありながらワクワクしながら、って感じですかね。

 

私の知らないこととかもいっぱい教えてくれる。ワクワクが止まらないです。

あっという間に一年が来て、その間一回も辞めたいと思ったことがなかったんです。

 

それは良かった!それはどうして?楽しかった?

私は人と話をするのが好きで、利用者様の皆さん良い方が多いというのもあるんですが、とても心が温かいんですよね。雰囲気も穏やかだし、人生の大先輩ばかりなので本当に勉強になることもあるし。(お話を)聞くことにワクワクするんですよね。私の知らないこととかもいっぱい教えてくれる。ワクワクが止まらないです。

 

今後の目標を教えてください。

今、初心者研修しか受講してないので、ゆくゆくはいろんな資格を取っていろんな勉強をして、いろんな知識を入れていけたらいいかなぁと思っています。実務者研修を受講して、3年後には介護福祉士を目指します。

 

応募を検討されている方へメッセージをお願いします。

私もそうだったんですけど、介護の仕事が初めてで、やっぱりすごく不安が大きいんですよね。決して綺麗なものではないですし。ただ、少しでも悩んでいるなら、ちょっと行動を起こしていくべきだと私は思います。(行動を起こしていくと)ちょっと変わります。それはすごく大きいかな。

自分の経験で、周りから言われたんです。「介護に行くの?」って。でも、ちょっと興味があるから自分の目で見て確かめたいって。だから、きっかけ、行動あるのみ!(笑)「人生明るく笑顔で」ですかね。それしかないですね。クヨクヨしていてもしょうがないし。クヨクヨするときもあるけど、何か前向きに行動していった方が、絶対いいようになるじゃないですか。「あきらめなかったら必ず夢が叶う」みたいな。そんな感じですかねぇ。